ブロックチェーンとは
前回の記事まででビットコインの特徴沢山書きましたが、今回はビットコインの大きな特徴である
「ブロックチェーン技術」
について書いていきたいと思います。
ブロックチェーン技術とはビットコインをを支える技術の1つであり。ビットコイン=ブロックチェーンではありません。ビットコインはブロックチェーンの他にも様々な技術によって出来上がっています
その中でもセキュリティや利便性において大きな役割を果たすのがこのブロックチェーンです。このブロックチェーン技術はビットコイン以外の場所でも活躍しており、これから先も色んな場面で期待されている技術です。
このブロックチェーン技術は分散型ネットワークと呼ばれています。
ビットコインの取引をした際、その履歴が記録されます。この記録を「トランザクション」といい、トランザクションを一定のデータ量にまとめたものを「ブロック」といいます。ブロックが鎖状に繋がったものが「ブロックチェーン」です。
うーん難しいですね笑
例えると、世界中で取引している記録を全てノートに書き、そのノートが一冊書き終えると、次のノート、次のノートとどんどんノートが増えます。このノートが全て紐でつながっている感じです笑 わかりにくいですかね。。。
ビットコインの場合はこのブロックチェーンを使い、取引履歴を10分ごとに1つのブロックに記録しています。10分記録しては、次のブロックで10分。この繰り返しです。その際にこのブロックの中に記録されるものが、先程のトランザクションです。
「☓さんから△さんに◯◯ビットコイン送りました」
このような感じで、世界中で行われている全ての取引がどんどん10分毎に記録されていくわけです。
そして「☓さんから△さんに◯◯ビットコイン送りました」という記録はこのまま記録されるのではなく、とても複雑な暗号に変えられて記録されます。
具体的に言うと「ハッシュ関数」という暗号です。これは64桁の文字列でできており、一度ハッシュ関数で暗号化されるともとの文章に戻すことはできません。
つまり取引データを書き換えることができなくなります。
簡単にまとめると、10分毎の取引データを書き換えできない複雑な暗号にしてまとめたブロックが鎖状につながっているのがブロックチェーンです。
そしてこのブロックチェーンは全てのユーザーで共有しており、いつでも見ることができます。ユーザー全員で監視しているので不正をしてもすぐにわかってしまいます。
またブロックのデータ書き換えようにも、ブロックはすべて繋がっているので、一部を書き換えた場合、他のブロック全てのデータを書き換えないといけません。
しかもそのデータは先程のハッシュ関数で暗号化されています。
途方もないですね....笑
ブロックチェーンで不正ができない理由がわかっていただけたでしょうか。
この素晴らしいブロックチェーン技術によってビットコインは安全性を保てるのです。
ビットコインと銀行の比較
ここでブロックチェーンを使用しているビットコインと、そうでない銀行を比較して、安全性、利便性を確認してみましょう。
銀行の場合、ブロックチェーンのように分散型ネットワークではなく、中央集権型ネットワークです。下手糞な絵にしてみると少しはわかりやすいかと思います
この絵がすべてを物語っていますが。
安全性では
中央集権型の銀行は、大元の銀行が攻撃され乗っ取られてしまうと、システムやデータは全て一つにまとめられているので全てのユーザーが利用できなくなってしまいます。
分散型のブロックチェーンを使用しているビットコインの場合はその名の通り分散し、なおかつユーザー全員で管理しているので、どこかを攻撃されてもすぐに気づき修復することが出来ます。全ユーザーが利用できなくなることはありません。
利便性では
銀行の場合、送金するためにはいちいち銀行を経由するので、時間も手数料もかかってしまいます。
ビットコインの場合は、中央集権は存在しないので、ユーザー同士で直接送金ができるので時間も手数料も最小限です。
これは前の記事でも少し書きましたね。
このようにブロックチェーンは安全性、利便性に大変優れており、この技術を使用しているビットコインが次世代のお金に変わるというのも納得できます。
そして、このブロックチェーンはビットコイン以外にも様々な場面での活用が期待されている素晴らしい技術なのです。
ブログをずっとサボっていましたが、これからも本職の美容師に影響が出ない程度に、書きたいことを書いていきたいと思います。
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